かなりびっくりしたことがありました。ロッジロンドが4月15日をもって閉店するとのことです。HPに書かれている様に、マスター自身の体力と奥様の体を気遣ってのことです。その他にもいろいろな要因で、苦渋の選択を取ることになったようですが、やはりニセコの老舗であるロンドが姿を消すのはあまりにも寂しいことです。しかし、別の会社としてリスタートし、プロショップである343はそのまま残るとのことで、これからもおつきあいができるかなあと思います。
平成13年に苫小牧に引っ越し、再スタートをした僕は、スキーがしたかったんですよ。特に情報に詳しい訳ではなかったのですが、「Air Trick」と言う本を見て、「これだ!!」と思ったんだよね。スキーをクロスして1回転したり、グラブしたり。当時は今の様に信じられないくらい高い飛びではなかったように思います。その雑誌のなかに上村愛子が載っていて、「かわいいな〜」って、愛子の乗っているIDoneの板が欲しくなりました。北海道で売っている店に「ニセコ343」があり、ニセコに行く機会があったので店を覗きに行きました。その頃は全然、オフシーズンで店の中は雑然としており、商品もあるんだか分からないような状態で、去年のモデルなら若干、置いていましていろいろと話しを聞き来期モデルを買うことに決めました、その頃からマスターとの付き合いが始まった訳です(そんなに深い訳ではありませんが)。「11月にオープンするのでその頃にもう一度おいで」と言われ、ワクワクしながら秋を待ち、お店に向かいました。そこで上から下まで、指の先まで揃えて冬を迎え、通いに通ったニセコ。もう楽しくて楽しくて、一人で行っては小さい台で飛んでた記憶があります。その頃はSOSのウエアが買えなくて、旧モデル買って喜んでましたね。その後、結局お宿にはお世話にはなりませんでしたが、お店の方ではいろいろとお世話になりました。「ウエアは343」と決めていたくらい。とても好きなお店ででしたね。板はヴェクターに変えてしまったので、なかなかお店には貢献できませんでしたが、シーズン初めのオープンセールには毎年、顔を出して掘り出し物を見つけて買い物をしていた記憶が蘇ります。 マスターが取った選択は、大変な決断力だったと思います。本当に長い間、お疲れさまでした。来年はもしかしたらお店ではなく、滑っている時にお会いできるかもしれませんね。その時は、ご一緒できればこの上なく嬉しいことです。いろいろな時代の流れで、ニセコもめまぐるしく変わっているでしょう。しかし、僕は始めてお店を訪れた時のことを忘れず、この先もずっとニセコに行きたいと思います。あの時の僕をいつまでも忘れない様に、そしていつまでもスキーができるように。
by mk_gky149sos
| 2007-04-12 22:31
| snow
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