然別湖カヌーツアー報告第2章。
「起床6時、6時半出廷。」まじ~、サンマ番長の朝は早い。昨日、日本酒が進みすぎたせいか朝が辛かった。早起きは好きな方で、「早起きは3本の得」とよく言ったものだ。アサイチの3本はとても気持ちがイイ!!でもこの日に限っては、僕にとってあまり得ではなかったみたいだ。出廷の準備をして漕ぎ出したのが6:45頃かな。出発した時は結構、穏やかで目的の「目指せ!東雲湖!!(しののめこと読みます)」は達成できそうだ。前回、僕は行ってないけど、リベンジできそうである。が、しかしそうは問屋が下ろしませんでした。間もなく風が吹いてきて波が立ってきた。「う~んこれはヤバイな、行けるべか?」「いっちに、いっちに、・・・・・」そんなかけ声をかけながら、前で漕いでるnanaと息を合わせて、一生懸命、漕いでるもあまり前に進まず、なんとか弁天島付近の岬を越えました。するとさらに強風が!!こんな荒波を恐がりもせず、パドルを操るnanaのちっちゃい背中はとても大きく感じました。 とりあえず朝食を取ろうと言うことで、上陸できそうなところで一休み。朝から何も食べてなかったので、漕ぐ手にもチカラが入りません。前日の買ってきたパンと沸かしたコーヒー、それとメンバーからの差し入れのみかん等。たらふく食った~、マンゾクマンゾク。ってここで満足している場合じゃないよね、まだまだ先は長い。 ここで一回、帰ろうと決めたが風が止んできたので再出発。風が止んだのはほんのつかの間で、どんどん強くなるばかり。時折来る遊覧船に、苦笑いで愛想を振りまきオイッチニ、オイッチニ。次の岬を越えるとさらに強い風が容赦なく、サンマ軍団を押し戻すのでありました。ようやく着岸地見えてきました。右手にはショートカットしようにも全然、目的地にバウが向いてくれません。大回りしてなんとか着きました、もちろん最後尾。 船を降りて休憩。よくもまあココまで来たモンだ。ここから先は徒歩で約20分くらいのトレッキング。準備をして出発、ここでも僕らは最後尾。みなさん、山歩きにもさすがに慣れてる。どんどん遅れを取るが道がちゃんとついてるので迷うことはありません。途中、リンドウが咲いているポイントでナキウサギが見えたらしく、目をこらして見るが現れませんでした。さらに進んでようやく、東雲湖に到着。「うわ~!、すげぇ~~~!!」手つかずのj自然が一面に広がってます。奥には緩やかだが、気持ちよさそうな斜面もありました。湖畔まで軽いヤブコギックス。湖畔からの景色もまた格別なものだ。 写真の左隅の方は実は凄い人だ!ココクリック 一路、カヌー着岸ポイントへ。ここから先はまさにエクスペディション。沈の可能性を多大に秘めた大海原(オオゲサ)へとサンマ一家は旅立って行ったのでした。当初、岸沿いを行こうかと考えていましたが、波を横から受けると危険なんで、垂直に受けながらショートカット。さっきよりも進まない、漕ぐ手にも力が入る。nanaも必死にようだ。前に乗っているnanaは波を何回も受けた。スプレースカートをしてなかったので水が中に入る。キャーキャー言いながらもパドルを漕いでいる。後で聞くと一番この時が楽しかったらしい、恐るべし度胸nana。一つ目の岬を越えたところで岸沿いに進む。風はまだあるが少し楽になる。弁天島を越え、後はまっすぐ北岸野営場へ向けてまっしぐら、nanaも最後のチカラを振り絞ってパドルを漕ぐ。12時頃にはなんとかかんとか到着。今回の航行はホント良い経験させてもらった思う。これから海を目指そうと考えている僕としては、危険な状況下でも漕ぎ続けなければならない状況はやってくると思う。忘れることの出来ない航行となってしまったようだ。 お昼ゴハン、腹へったー。すいかが出てきた、大好物の一つ。4切れも食べた、お腹壊しそう。昨日のキムチ鍋の残りでうどん、冷えた体を温めてくれた、さらにうまい!!食べ終わってつかの間、まったりするのかニャ~・・・・・・・、片づけ開始!さすがサンマ番長!!休んでる暇はない。テントを片づけ、道具を片づけ14時くらいにはみんなを見送って出発。来年また来ようと誓いあいそれぞれ、帰路に就く。帰り道、温泉に入った、清水町のフロイデ気持ちよかった~。 日勝峠を越えて胆振管内に戻ってきたのは18時頃。お腹が空いたので(またかよ)苫小牧の山九ラーメン。帰ってから後片づけがある、そんな馬力は残ってないがそんな時、みそラーメンでチカラ回復。自宅についてのは21時頃だったかなあ。 ドライバーの粉雪会長におかれましては、運転ありがとうございました、いつもいつもすいませんホントありがとうございます。無理矢理連れてこられて、過酷な思いをさせてしまってゴメンねnanaちゃん。いや~、辛かったけど楽しいキャンプでした。
by mk_gky149sos
| 2005-09-22 16:30
| outland
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